人のPCを壊した経験を
自作PC制作にいかす長男
またまた１か月以上、更新が滞っていました。
今回は、気持ちが乗らなかったのではありません。「書けない」理由があったのです。
うちの長男は機械いじりが好き。
小さいころから、ラジオをいじったり、おもちゃを分解したりしています。
ここまで聞くと、「まあ、いいことじゃない。そういう子っているよね。」と、それまでなのですが、さらに続きがあって、問題は「直せないで終わることが多い」こと。
今まで長男がだめにした機械は数知れず。けど懲りない懲りない。
そしてついたあだ名が「クラッシャー」。壊し屋という意味ですね。
厄介なことに、うちのクラッシャー、年齢が上がるにつれて、精密機械にも興味がでてきたらしく、とうとう私のノートパソコンをクラッシュしやがりました。
具体的にいうと、ノートパソコンをひっくり返し、裏側のバッテリーやメモリやCPUといったこまごました部品を取り出したあげく、大切なねじをなくして直せなくしました。
本人に理由を聞くと、「自分の家のパソコンがどういうスペックなのかを確かめたかった。」とのこと。「確かめたかった」というくだり、エジソンを思い出させます。
が、大切なねじをなくすところ、詰めが甘いというか、なんというか。そういうガサツなところがあるからエジソンになれないんです。ただのクラッシャーです。
本当にもう、呆れる。。。
いつも同じことで怒っているので、怒るのにも疲れて、ため息しかでなかったです。
ねじをなくしたそれだけのことなのに、いざ直すとなると面倒で。。。行動に移すまで１か月以上かかりました。なのでブログの更新が出来なかったのです。
ところで、今回のPCバラバラ事件を経て、長男にある変化がありました。
それは、「自分でPCを自作することができるようになった。」ということです。
作った動機は単純。「PCでゲームをやりたい！」ただそれだけ。
ただそれだけの理由ですが、なんだかんだ本を読み、スマホで調べ、自分で研究して写真のようなPCを作り上げることができました。
かかった費用は４万円ほど。お小遣いではもちろん足りません。プレステ４を売ってお金を作ったり、弟から援助してもらったり、自分なりにやりくりして部品を集めました。
子どもながらに金策上手。その点、感心します。
さらに感心するのは、ちゃんと動くということ。壊すだけの男じゃなくなりました。
私のパソコンを壊されたのはほんと憎たらしいけれど、その経験が多少生かされているのなら、まあ、ちょっとは許せるところもある気もします。
自分でパソコンを作ったことのない自分から見たら、自分でパソコンを作れるなんて、自分の息子ながらすごい。
まぁ、本音を言えば、自分のパソコンを作る前に、私のパソコンを直してほしいところなのですが。ねぇ。そうじゃない？
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