映画・呪術廻戦レビュー☆乙骨先輩の「純愛だよ」が聞ける喜び
心弱い少年の成長ストーリー
庇護欲をくすぐられる映画
もはや2週間も前のことなのですが、映画「呪術廻戦0」を観に行ってきました。
公開すぐの12月25日でしたので、ほぼ満席状態。事前に予約をしていたので席には困りませんでしたが、夫婦&子ども2人で観に行きました。
私は漫画も読んでいますので、ほぼ内容は分かっていました。一方夫は、全く内容を知らず、初見さんでした。
初めて呪術廻戦を知る、特にファンでもない人にとってはどうだったのかと、夫に感想を聞くと、まぁ普通に楽しめたようです。可もなく不可もなくというところでしょう。
さらに、漫画から入った私や子ども達も、それなりに楽しめる内容でした。「それなり」というのがポイントといえばポイントです。ストーリーを知っているといい意味での驚きが少ないのでそういう風に感じました。
※少し前にレビューを書いた「竜とそばかすの姫」については、ストーリーが分からないからこそドキドキわくわくを楽しめました。事前にストーリーを知っていると「安心して」観れる一方、どうしてもわくわく感は減りますよね。仕方がないことです。
(過去記事はこちら ↓ )
ただ、漫画も知っていることで
「あ! パンダ先輩だ!」
「菜々子と美々子が動いているのが見れた!」
など、原作の推しキャラ達が出てきて嬉しくなったり、物語の背景を含む解釈ができたり、いろいろな楽しみ方ができました。
映画化については、よく、
「声が想像と違う」
「原作とのギャップにがっかりする」
などの声も聞かれますが、個人的には、この映画についてはそういうがっかり感はありませんでした。
むしろ、戦闘シーンのアニメーションの迫力に圧倒されて、映画ならではの良さを感じることができました。さすがMAPPA。この迫力を出せる日本のアニメーション技術はすごいですね。
ここからはめちゃめちゃ個人的な感想なのですが、映画が始まってからすぐ、
「あれ、この主人公、どこかでみたことがあるような・・・?」
というぼんやりとした疑念が思い浮かんできました。
よくよく思い出すと、
と、自分の中でつながって、勝手に納得したものです。
どのあたりが似ているかというと、とにかく「ネガティブ」なところからスタートするところでしょうか。陰気で自分に自信がない、周りに興味がないあたり、共通点を感じませんか?
そんなうじうじしている少年が「仲間と出会い、友情を知り、自分を知り、愛を知り、最後に純愛を貫き通すまでに立派に成長する姿をみせる」というのがこの映画のテーマの1つなのでしょう。THEジャンプ、王道のストーリーです。
また、弱弱しい少年が頑張る姿というのは「庇護欲」の強いおばちゃん世代の私にとってはたまりませんね。ついつい応援したくなります。(あ、成長が早い点は碇シンジと違いましたね。似ていたと思ったのは最初だけです。)
クライマックスで「純愛だよ」という主人公の台詞があるのですが、いや~、良かったですわ。これを聞きたくて映画を観に行ったようなものです。
ノベルティで1人1冊ずつ、簡単な紹介本をもらえるのですが、その内容も良かったです。我が家は4人で行ったのでなんと4冊もいただきました。これだけもらうとに悩みますが、まぁ、「保管用」「実用」「貸し出し用」「予備」と、しますかね。
テーマが深い映画って、めちゃめちゃ感情移入したり頭を使ったりして、観終わってから「あ~、疲れた」と思うことがありますが、この映画はそういう疲れ感はありません。
難しいことを考えず、シンプルなストーリーと爽快なアクションを楽しむことのできる、さっぱりとした映画です。(妖怪とか血しぶきとかの描写が苦手な人は無理かもですが)
ちょっとした気分転換にもなりますので、リフレッシュをしたい方にもおすすめですよ☆
不動産関係なら
「シェアハウスショコラ@長岡」
美容系なら
「さくらの美魔女チャレンジ in 長岡」
日記・地域情報系なら
「今日何してた?」
よろしければ、お立ち寄りください☆