地域住民に愛されて何十年
「福助食堂」の洋風カツ丼
お昼時。北陸ガスの前。ふと走る、１台のバイクに目が行きました。
昔ながらの「出前」って感じのバイクです。
「へ～、いい感じ。今どき珍しいものを見たな～。」
と、思いながら見ていると、北陸ガスから出てきたそのバイクは、すぐ目の前の食堂に停まりました。
めっちゃ近！
どんなお店なのかと興味をもったので、今日のランチはそこで食べることにしました。
さて、車を停め、ちょっと歩くと、お店の入り口に到着です。
入口に重ねられた、大量の出前の箱。
どれだけ出前をしているのでしょう？ 最近、こういう出前をしてくれる店は、とても少なくなったと聞いています。
箱の数を見ていると、根強い人気があるんだろうなと推測できます。
こういう昭和感ある店は、わりと好き。人情味のある人が経営してそう。
一人でも平気で入ります。
「福助食堂」と書かれたのれんをくぐり、入るとすぐ左に、メニュー札がずら～～～っと並んでいます。
こういう手書きのメニューも減りましたが、ここはばりばり現役です。
好感度、さらにアップです。
立ってばっと見て、「洋風カツ丼」を発見！
カツ好き好き～。今日はこれに決まりです。
注文してから席を探すと、奥のほうに座敷を見つけました。
足を伸ばしたいので、座敷に座って、ストレッチをしながら洋風カツ丼を待ちます。
８人くらいは座れそうな感じです。
机の上に、黄色いメニューを発見。
座敷に座って、ゆっくり選ぶこともできるんですね。
右下の「出前迅速」という文字が、心強い。家が近かったら、絶対に出前をしてみたいところです。ピザーラよりも早いのかしら？
時間があったので、座敷から店内をパシャリ。
写真では入っていませんが、左にもテーブルが３つあります。
だんだんと混み始めてきました。
一人客から３人くらいの人数で来店です。
平日のお昼時、５割くらいが５０代，６０代かな。会話を聞くと、昔馴染みのお客さんが多いみたいです。
地域に昔からあって、地域住民に長年愛されてきたお店なのでしょう。
いろいろなことを考えながら過ごしていると、「洋風カツ丼」が運ばれてきました。
さっき、揚げている音が聞こえてきたから、これは揚げたて！
さっさと写真を撮って、食べた～い！
写真に写っていないところなのですが、このカツの下には、なんとポテトサラダが隠れています。
カツのボリューム感が目立ちますが、意外に野菜もたっぷりとれます。
めっちゃおいしい！ 揚げたて最高です！
満腹になっても、「残す」という選択肢がない。まだ食べたいと思わせるくらいおいしかったです。
食事が終わると、さすがのボリューム。腹くっちゃいのがあとからきました。
正直、ちょっと休みたい。。。
店内の人が少なくなってきたこともあり、お店の人に「あと１０分くらい、休ませてもらっていいですか？」と、図々しくお願いしたところ、笑顔でOKしてくれました。
なんて良心的！
こうして丸々５０分くらい居座って、「福助食堂」をあとにしました。
このお店、初めて来たけど、メニューはたくさんあるし、味もいいし、人柄もいいし、次は家族で来てみたいなと思わせるお店でした。
座敷もあるから、子連れでも大丈夫。
今度は麺類を注文してみよっと。
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